「Vトップ・Vボトム」とは?
FX取引のみならず、様々な投資には「反動」という言葉が付きまといます。たとえば、ある通貨の価格が一気に上昇したとします。自然に考えるとあり得ないほどの上昇幅です。上昇をし続けていると、当然ですが「買い注文」が多く入ります。多くの買い注文が入れば、さらにその価格は上昇し続けます。ところが… あるときを境に、投資家の「不安」が変動に反映されるんですね。「こんなに上昇し続けるとは思えない。もう十分に利益が出たのだから、下降に転じる前に売っておこう」というものです。これが「反動」の要因なのです。一気に上昇するトレンドで満足のいく利益を上げたら、その反動が来ることに不安を感じて売り注文が増します。当然、価格は下落しますので、ますます売り注文が進み、先ほどとは一転、一気に下落してしまう現象なんですよ。この流れをグラフで見てみると、一気に価格が上昇するため、線は鋭い角度で上に向かっています。ところが、それが一転して鋭い角度で下方向に向かうため、アルファベットの「V」の形に似ていることから、「Vトップ・Vボトム」と呼ばれているんですよ。
Vトップとは、一気に上昇した後に一気に下落する現象のことで、Vボトムは一気に下落した後で一気に上昇する動きを表しています。チャートを見ていて、これまで緩やかな曲線を続けていたのに、急に上昇(下落)に転じたなら、その反動としてVトップやVボトムが起こる可能性が高いと思ってください。とくに、デイトレードをしておられる方には知っておいてほしいテクニカル分析ですね。 次のページ »